サイクラ構築


★コンセプト

前からやってみたかったナンス軸構築のバンギ入り。
タイプ的にも種族値的にもバンギとナンスは本来相性保管に優れるのだが、
第五世代までは砂ターンの影響でイマイチ組み合わせにくかった。
(相手の補助技連打でナンスが死ぬため)
が、XYの天候弱体化並びにナンスの対霊問題の深刻化を契機に一つのコンビがここに誕生した。

その神髄は二匹でキャッチし、問答無用に相手のサイクルを砕く(クラッシュさせる)ことにある。

称してサイクラ構築。

XY時代に入り、天候が弱体化したことで、
BW時代に猛威を振るったトノグドラやカバドリなどの展開重視のPTはなりを潜め、
サイクル重視の王道PTに回帰しているように見受けられる。
だからこそそれを一方的に破壊する本構築は今それなりに刺さる(だろう)。


ソーナンス

284-x-121-x-92-53@オボンの実
アンコール/みちづれ/カウンター/ミラーコート

PTの大黒柱。
その強さについては今更解説するまでもないだろう。
配分はテンプレ。
環境が決まったら多分振り直すが、現状これ以上のものが思いつかなかった。
後述の理由でミラコ→神秘の守りでもいいかもしれない。
PTがシャモに薄いので、絶対にここで止める。
もしもバトンしたらそれは改造なので、ただちにゲーフリに報告します。


バンギラス

207-170-131-x-148-85@ヨプの実
追い打ち/岩雪崩/ステルスロック/電磁波

大黒柱その2。
ご存じ、役割は特殊流し兼霊超殺し。
特定の何かを意識した配分ではなく、
単に自分好みのS調整をして残りをHDに振っただけ。
役割的に追い打ちとステロが必須。
エースのサポート兼ナンスで先制アンコのコンボを可能にする電磁波を採用。セットの岩雪崩でまひるみをかます
ただ、身代わり積み技に対する吠えるやバンギミラー等で格闘技が欲しいと思った場面があり、技については要検討。
調子こいて居座り気合玉を打ってくるリザやゲンガーが煩わしいことこの上ないので、保険にヨプの実を持たせてある。
まだヨプのお陰で負けを逃れた経験はないが、理論上これがないと構築に穴ができてしまうため、仕方がない。
非常にファイアローを誘うPTなので霊超類のついでに可愛がってやるのが副業。


ルカリオ

151-157-90-135-81-156(151-192-108-160-81-180)@メガストーン
インファイト/神速/バレットパンチ/悪の波動

エース兼相棒枠。
特性は正義の心。
ナンスで悪技固定してAを上げるといった芸当が可能。
A1段階↑になったときの火力はH252振りガブリアス
インファイト一撃で葬り去る程度。
虫も1/4なのでナンスと非常に相性が良く、僕の十八番とも言える並び。
ただ、電磁波や鬼火をされるとナンス共々PT崩壊の危機に陥るので、
神秘の守りをしてから安全に出したいのが本音。
151-108-81のラインは陽気アローの鉢巻きブレバと
メガゲンガーのシャドボを確定で耐える調整。
地味に地球投げ3耐えにも合わせている。
技の選択だが、インファイトは確定(跳び膝は自ら勝ち筋を消すゴミ技)で、
今の環境下では神速の優先度も非常に高い
(ステロ+神速+砂でファイアローをほぼ消せるため。
 バンク解放後もまたボルトが復活すればやはり外せないだろう)。
後はバレット、悪の波動、シャドボ、ラスカ、剣舞
の中から好きに二つ選べば良い。
バレットはゲンガー、キッス。
悪の波動とシャドボはパンプジンギルガルド、ヤドラン、ブルンゲル
ラスカはグライオンフシギバナ
剣舞は全抜きを狙う場合。決まれば試合も決まる。
ただしバンギ(ステロ)ナンス(アンコ)ルカリオ(エース)以外の選出ではかなりリスキーなので扱いが難しい。


ウルガモス

175-x-86-182-136-148@ラムの実
大文字/虫のさざめき/蝶の舞い/身代わり

エースその2。
調整はメモ帳が消えたのでさっぱりなのだが、
Sを最速ギャラ+2に合わせたのだけは覚えている。
構成は昔よくいたウルガナンスのウルガモス
かなり時代遅れした感があり、ミーハー君は「何で今更それやるの?」と思うかもしれない。
まずウルガナンスのコンボが強化されたのが一つ。
相手がナンスの前で身代わりを選択しても今のさざめきは身代わり貫通なので、思う存分舞えるのである。
まだ舞える。まだまだ舞える。まだ舞える(五・七・五)。
二つ目として、ラムと身代わりでクレッフィや敵のバナをほぼ封じることが出来る点。
他には剣舞した後の甘えたクチートの前に身代わりを貼れば、試合が決まったりもする。
バナキラーとして採用されているゴチルゼルランクルスに睨みを利かせ、
バナと併せてファイアローを誘うため、相手の選出がとても読みやすくなるのもポイント。
身代わりを採用していることもあり、どちらかと言えば特性は虫の知らせを奨励。操作を誤らなければ大抵の後出しバンギに勝てるようになる。
一舞い知らせさざめきは何とラティの眼鏡流星を超える指数。しかも命中率100%・無反動・身代わり貫通・Dダウン付き。
炎の身体でも、どうしようもなくなった相手のガルーラを
そこそこ高い確率で機能停止に追い込めるので択には入るか。


フシギバナ

187-x-146-120-121-102(187-x-190-142-141-102)@メガストーン
ギガドレイン/ヘドロばくだん/目覚めるパワー炎/眠り粉

相性保管枠。
粉無効、メガシンガ、新タイプキラーと今回超強化がなされたポケモン
PTが呼ぶギャラ、マリルリ、水ロトムヤムチャのように扱う。
努力値はほとんどHBぶっぱ。若干のS調整と振り分け。
とにかく強い。
メガ石が被ることにいささかの抵抗はあったものの、
それを補って余りある持ち物だと思う。
強い。超強い。そして使いやすい。
粉さえ外さなければ神みたいなポケモン
役割遂行技としてのギガドレ、ヘド爆。
そして特に外す理由のない眠り粉までは半分確定。
最後の一枠だが、バンギがいる以上光合成はアンチシナジーだったのでめざ炎を搭載。
めざパの是非によりがらりと立場が変わるハッサムナットレイは昔からのこと。
そこにブリガロンという新ポケモンが加わった
(ツウなトレーナーの間で密かにその数が増えている)。
めざパの厳選が面倒な人は選択肢として宿り木も悪くない。

現環境下ではヒエラルキーの頂点に君臨する一匹だが、稀にいるゴーグルゴチルゼルだけは要注意。


トゲキッス

175-x-119-163-136-135@拘りスカーフ
エアスラッシュ/マジカルシャイン/大文字/寝言

相性保管枠その2。
全体的に足が遅く、地面をすかせず、
かつナンスが選出できないときに竜が辛いので採用。
相性が悪くても強引に突破出来たりするキュートな畜生。いわゆる勝ち筋の塊。
手持ちに入れておくだけでこだわりガブが出てこないので、
相手のガブの持ち物をある程度推定できるのも良い。
一応マジカルシャインメガルカリオの神速で
191-116-106までのガブを255/256で確定調整。
寝言は技スペ余ったから遊びで入れたが思いの外役立ってる。


★アトガキ

レートでの戦績は20戦中☆15★5とまずまず。
負けも全てがプレミか急所、追加効果、クソ外しなので、
構築としての欠陥は感じられない(潜った回数がまだ少ないからかもだが)
少なくともクリスマスまではこの構築で行こうと思う(情報操作)。


追記

☆28★9でレート1804まで行ったってサ。
右肩上がりで伸びてるからまだまだイケそうなんだけど、誰かが変なツール作ったせいでレート止まってやがるです^〜^

追記2
このPTのBV集を作った。
見たい人はこちらから。

追記3
第一シーズン最後に潜ったら勝率6割を切る悲惨な結果になりました。
もうバンク解禁したし、オワコンかも。