カイリュー前編(総論)

予告通り、今回のテーマはカイリュー
この子はその高い種族値と覚える技の多さから無数に型があるポケモンだ。
それゆえ、カイリューに限ってはいきなり自分の型について記述するよりも、
まずはこのポケモンの説明と育成指南(総論)を書き、この子の特徴を理解していただいた上で、
具体的育成例(各論)を提示するほうが有用だと、僕はそう考えたんだ。
つまり今回一回では完結せず、二回に分けることになる。
これが茨の道であることは重々承知。
第二回にしてはヘビーな題材で、ブログ初心者の僕にはいかに荷が重いのも分かってる。
本音を言えばかなり不安だよ、最後まで筆を進める事が出来るのかなって。
それでもあらん限りの知識を総動員し、丹精込めて書き連ねようと思う。
……この気高き飛竜への愛故に。
ここに宣言しよう。『僕は考察wikiをこえる!』
では、そろそろ始たいと思う。
最後までお付き合いいただければ幸い。


カイリュー(総論)
n149.gif
種族値 91-134-95-100-100-80
タイプ 竜・飛行
特性 精神力・マルチスケイル

目次
★まえがき
★イントロダクション
★耐久調整指南
★すばやさ調整指南
★候補となる道具
★有用な候補技(物理)
★有用な候補技(特殊)
★有用な候補技(積み&補助)
★逃げるべき相手
★相性の良いパートナー
★次回予告


★イントロダクション

愛くるしさと強さを兼ね備えた初代600族。
あのワタル様の切り札としても知られます(ワタルカイリューの破壊光線は有名)。
前作ではガブマンダの劣化というその能力に対して余りに不名誉な烙印を捺されていましたが、
神速の強化に加え、暴風の取得、何よりマルチスケイルというこの上なく頼もしい特性を得ました。
ガブリアスに勝るとも劣らない現環境トップに君臨する覇者であると、そう評されています。
ここにきてようやく初代竜としての貫禄を手に入れたことに歓喜したファンも多いのではないでしょうか?
(僕もその一人です。泣いて喜びました。ずっとこの日を待っていた)
カイリューの強さはマルチスケイルから為される圧倒的タイマン性能、
そして、多彩な攻撃、補助技の数々から生み出される型の多さ、読みにくさです。
 さて、この総則では
1.耐久及び素早さ調整に関する提案
2.候補となる道具についての簡単な解説
3.仮想敵を意識した候補技についての解説
この3つを軸に展開していきたいと思います。
今回は資料的側面が強い回となりますので、最初から最後まで通して読むよりかは、
カイリューを育成する際にその都度、必要に応じて必要な箇所を参照するといった使い方をお勧めします。
(だから、カイリューを育てようって人はブクマしていってね^^)
 あくまで特性マルチスケイルを前提で話を進めていくので、精神力で育てたいという方は申し訳ありませんが、
今後の記事にご期待ください(そのうち書くかもしれませんし、一生書かないかもしれません)。


★耐久調整指南

?H196振り H191-B115-D120
陽気A252鉢巻ガブの逆鱗耐え、特化鉢巻バンギのエッジと砂ダメ耐え、
アーケオスの諸刃耐え、陽気A252珠マニューラの冷凍パン耐え、特化グロスの冷パン→バレパン耐え
臆病C252珠ラティオスの流星耐え、眼鏡の場合は96〜114%の高乱数1、臆病C252眼鏡ラティアスの流星耐え

?H196 D108振り H191-B115-D134
上記に加えて、臆病C252眼鏡ラティオスの流星を最高乱数以外耐え、特化グレイシアの冷凍耐え
努力値的にお得感がある

?H212 D108振り H193-B115-D134
上記に加えて、臆病C252眼鏡ラティオスの流星耐え

?H212 D116振り H193-B115-D135
上記に加えて、特攻特化ユキノオーの吹雪耐え

個体値は6Vであり、耐久に下降も上昇もない性格であると想定する。

マルスカイリューを使うにあたり、スカーフ以外なら?は確保しておきたい最低限のライン。
耐久多めに努力値を割くのであれば?か?で好みの方を選ぶと良いでしょう。
霰ダメージもあるので、?まで振る必要はありませんが、割く努力値が?とほとんど変わらないので
気休め程度に程度に振っておくのもいいかもしれません。


★すばやさ調整指南

無補正S196振り(125)…竜の舞orスカーフで最速116族、スカーフバンギラスが抜ける
無補正S212振り(127)…竜の舞orスカーフで最速120族が抜ける
無補正S236振り(130)…竜の舞orスカーフで最速125族が抜ける
有補正S172振り(134)…竜の舞orスカーフで最速130族が抜ける
無補正S4振り(101)…追い風で最速130族が抜ける

個体値は6Vであると想定する。

竜舞型及び、スカーフ型以外のカイリューは積極的にSに努力値を割く必要はありません。
それ以外の型では余った努力値をSに回すというのがカイリューの正しい努力値の使い方です。
ですから、上に記載した努力値はあくまで竜舞型かスカーフで運用する場合のものと捉えてください。
 さて、ではSに割く前提で話を進めましょう。130族抜きは古いかもしれませんが、80族であり、
耐久に一定量努力値を割かれるカイリューにとってはそこまでが限界です。
ですが、すばやさに性格補正をかけなければならないため、それさえもあまりお勧めは出来ません。
AやCに補正をかけないと今度は火力不足で悩まされることになるからです。
補正をかけずとも125族までは抜けますが、スカーフバンギ抜きや120族抜きでも十分機能します。
勿論、マニュを抜くことで得られる安心感もありますのでその辺は好みです。努力値と相談しましょう。


★候補となる道具

拘り鉢巻 ☆☆☆
重量級アタッカーとしての活躍が見込めます。
そんじょそこら攻撃ではビクともせず、突っ込むその姿はまさしく戦車。
カイリューで結構きつめのポリゴン2との対面でもアドバンテージが取れます(逆鱗で確2が取れるため)。
恐怖以外の何者でもない逆鱗は言わずもがな、神速との相性も良好。イチオシのアイテムです。

ラムの実 ☆☆☆
竜舞型の大本命アイテム。
安定して舞えるだけでなく、逆鱗使用後に混乱を回復して、リスクなく連続攻撃が可能になります。
勿論、逆鱗を使わない場合でも耐久型などで安定感を求めるならどうぞ。迷ったらラム。

ハバンの実 ☆☆
オノノクス用最終兵器。カイリューオノノクスをよく呼ぶので想像以上に使い勝手は良いです。
また、マルスケを潰したことで安心して出てくるガブやラティを返り討ちに出来ます。
誘って倒すというのが好きな方には是非ともお勧めしたい一品。

拘りスカーフ ☆☆
斥候としてカイリューを使う場合にお勧め。対竜性能が更に上がります。
桂馬ンダ的な使い方をしたい人に。
カイリューを見ると流星群や逆鱗を警戒し、初手身代わりを選択してくる相手は多いです。
上から叩いてそげぶしてやりましょう。
カイリューのスカーフはそれほどメジャーではないので意表が付けます。

食べ残し ☆☆
電磁波羽休め型で運用する場合の最有力候補。
天候ダメージの後に回復するので、天候でマルスケを潰されないのが強み。
また、耐久多めに努力値を割く事で、不一致猫だまし程度ならば、
リカバーしてマルスケを復活させることが出来ます。

ドラゴンジュエル ☆☆☆
流星群を主軸とした特殊型にお勧めアイテム。
眼鏡と違って流星群後に神速を打てるのが最大の利点。
二刀にして物理、特殊両方の竜技を入れるときなども役に立つ他、
竜舞型でもこれを持たせれば無理矢理受けに来る鋼を突破することができます。

竜のプレート ☆と半分
流星群以外の竜技の底上げをしたいけど(流星群ならジュエル)、
拘りたくない場合に候補になるアイテムです。

ひこうのジュエルor飛行プレート ☆☆
暴風を主体とする特殊型で非常に有効。
流星群と異なり、暴風は基本的に連射する技なのでプレートに分があります。
しかし、それだと指数が不足するため、ラティオスガブリアスとの対面が厳しくなります。
対竜を意識するならジュエルで。

達人の帯 ☆☆
その多彩な攻撃技を生かし弱点を突くスタイルで戦う場合に候補となるアイテム。
物理型の場合、瓦割りで拘ることなくバンギを倒せるようになったり、
特殊型でも文字や10万ボルトで鋼や水に対する確定数が変わったりします。
器用に立ち回りたい人にお勧め。

拘り眼鏡 ☆
正直、あまり有用とは言えないアイテムです。
ラティオスの眼鏡が強いのはあのすばやさがあるため。
特殊カイリューの場合、流星群からの神速こそが強みです。
火力を確保したい場合はジュエルにするのがセオリー。
どうしても流星群を連射したい仮想的がいる場合のみ候補になります。

白いハーブ ☆
拘ることなく流星群を連射したい場合。
眼鏡流星群2発よりも火力が低いため、用途は狭いです。


★有用な候補技(物理)

特に記述がない場合、A何とか振りで何とかを確定、と言う記述には
意地っ張りなどの攻撃補正のかかったカイリューを想定して計算しています。予めご了承ください。

逆鱗 ☆☆☆
ご存知、物理ドラゴンにこの技あり。
鉢巻や竜舞型なら必須の技で、A188振りの鉢巻or竜舞でH252ロトムが確定。
そのラインを確保すると一般的なハバンアス(H220振り)なども半減実貫通で確定になるのでお勧めです。
他にはH252のニョロトノヘラクロス、ルンパッパ、シャンデラなどが確定圏内になります。
H252サンダーも97〜114%の高乱数となります。ただし、H252ラグラージは87〜102%の低乱数と厳しめ。
この技をメインに据えるなら理想は補正込みでA164以上(火力アップでハバンアス確定)ですが、
Sに割く場合は努力値に無理があるので、A100振り程度が限界となります。
それだけあれば特化スイクンを竜舞後に高乱数2発(49〜58%)で持っていけます(ただしオボンや残飯に注意)。
上記の仮想的も高乱数なので割り切りましょう。

ドラゴンダイブ ☆と半分
命中不安定かつ威力も中途半端。
爪とぎとの相性は良いですが、カイリューの場合Sの関係で積み技は竜の舞でほぼ確定であること、
勝てる場面でも25%で負けるかもしれないというリスクを負うことから、非常に使いにくい技です。
素直にアタッカーなら逆鱗を選ばない手はないのですが、
電磁波羽休め型の場合はまひるみが狙えるため、クローと選択になります。

ドラゴンクロー ☆☆
電磁波羽休め型をなどの補助としてカイリューを使う場合に有用な技。
性格補正があればAに12振るだけでH4ラティオスを確定に出来ます。
A252振りでも耐久無振りガブが確定にならないので、
アタッカーとして採用するときは素直に逆鱗を選びましょう。
ただ、鉢巻型で逆鱗のリスクを減らすために第二の竜技として採用するのはありです。

ドラゴンテール ☆
流し技として、基本的に交代読みで使う技ですが、
カイリューは安易に相手の交代を許さない強制力を持ったポケモンなので使いにくいです。
電磁波や壁を使う補助要員としてならありかもしれません。

神速 ☆☆☆
選ばれしポケモンだけが扱える最強クラスの先制技。
シンプルかつ万能で物理でも特殊でもあらゆる型で候補となります。
ハッサムバレットパンチと同程度の指数をたたき出すので鉢巻との相性に優れ、
並みの耐久のポケモンならその多くが、Aに100程度振った鉢巻神速で確2になります。
バシャーモゴウカザルは勿論、ラティオスオノノクス、H252ウルガモスまでもが圏内。
もう少し振ると、無振りグドラ、調整ボルトロスなどもいけます。
無補正無振りでもH252ライコウの身代わりを壊せるというのも有名です(マイナス補正だと厳しいです)。
迷ったら入れましょう。

燕返し ☆と半分
格闘と虫に対する遂行技。竜技と範囲が被る。
抜群を取れてやっと逆鱗並みの威力なので使い道に悩みますが、あったらあったで便利です。
火力アップの有無に関わらず大抵のローブシンが確定2(オボンがデフォなので火力アップが無いとやはり厳しい)
こちらが鉢巻or竜舞状態ならA無振りでもH252ウルガモスが確1。
ヘラガッサビリジはH振りでも全て(余裕を持って)確1。

瓦割り ☆☆
マルチスケイルでは馬鹿力も気合パンチも使えないため、唯一の格闘物理技となります。
竜技と相性が良く、多くの場面で役に立ちます。
主にバンギに対して打ちますが、A252振りでもH244バンギに確定が取れません。
ですが、鉢巻or竜舞状態ならバンギに確定が取れる為、有力候補。
また、帯でもA180以上でH244バンギを確定で持っていけます。
大抵のヒードランは帯か火力が上がった状態なら確2。
地震と選択です。

地震 ☆☆
こちらはバンギとグロスを同時に相手にしたい場合のサブウエポン。
A116振りからH252グロスが確2になります。
つまり、それだけ振って二回舞えばグロス確1です。
無効にされることの多いので、鉢巻よりは竜舞向けの技です。

エッジ、岩雪崩 ☆☆
地震や瓦割との相性に優れるサブウエポン。
その耐性からウルガモスに有利なので、持たせる価値はあります。
A92振りの鉢巻or竜舞からH252サンダーに確定が取れるため、基本的にエッジ奨励。
ただし、通常時の火力では調整ボルトに確定を取れないため、
スカーフ型の場合は怯みを狙えて命中安定の岩雪崩が候補になります。

滝登り ☆
雨パなら一考の価値はありますが、雨に依存するカイリューは特殊型になるのが通例ですので、
あまり使いどころの無い技です。

アクアジェット ☆
先制技を使うなら神速奨励です。
雨状態でも威力が劣るため、霊に当たるくらいしか優れている点を見出せません。

炎のパンチ ☆☆
地震を採用しなかった場合のグロスに対する有効打。
鉢巻or竜舞が無いと確3になってしまうので、竜舞or鉢巻型とセットで使いましょう。
火力アップ状態なら通常時では確2のナットレイも多くの場合、確1で持っていけます。
H252ハッサムは通常時でも半減実さえなければA124以上で確定です。

雷パンチ ☆
弱点を突いても等倍逆鱗が勝るため、ギャラドスピンポになりがちな技。
エンペルトには地震や瓦割りがあるので、あえてこちらを選ぶ必要性は低いです。


★有用な候補技(特殊)

特殊カイリューは物理より指数が不足しがちなので特攻特化を奨励しています。
というのも少しでもCを削るとジュエル流星群でH252ロトムに確定を取れなくなるためです。
現環境でロトムはトップメタの一匹。
一発で落とせることで得るアドバンテージの大きさについてはご理解いただけるかと思います。
それゆえ、物理と異なりC調整振りの確定数は計算していないことを先にお断りしておきます。
ですが、こちらの特攻の値が決まっているので、
項目によっては仮想的にあわせ、与ダメージを詳細に打ち出しました。

流星群 ☆☆☆
特殊型の主力技筆頭候補。ただし、カイリューの特攻種族値は100しかないため、
特攻特化でも実数値167と臆病C252ラティオスの182より15も劣ります。
それゆえ、眼鏡を持たせても所謂眼鏡ラティの流星耐え調整をしているポケに耐えられてしまうため、
ジュエルを持たせて、流星群→神速で調整を崩すのがセオリーとなります。
特攻特化していればA無振りの場合でも、眼鏡ラティの流星耐えポケを崩せることが多々あります。
ジュエル流星群で確定圏に入るのは、H252ロトム、H4テラキオン、H252グライオン
H252ローブシン(201ブシンは93〜110%の中乱数)など。
H4振りであればギャラドスでさえも97〜114%と高乱数です。H252カイリキーも95〜112%と同程度の高乱数。
以上のようにジュエルさえあればかなりの範囲を潰せます。

竜の波動 ☆と半分
眼鏡なら一応候補に挙がる技。火力不足は否めませんが、
特化眼鏡でラティの眼鏡流星耐え調整のポケを高乱数2(49〜58%程度)で持っていける他、
同族に対しては所謂C143ラティアス(Hに156振った眼鏡アス)まで確定で確定で持っていけます。
眼鏡以外はこれを持たせるよりは神速を入れたり、範囲を広げたほうが良いです。

暴風 ☆☆と半分
第二のメインウエポン。タイプ一致な上、効果優秀で連射可能と流星群とは違った魅力を持つ技。
命中率は大きな問題点なので、この技を主軸にする場合は雨パで運用してあげてください。
流星群を切ると同族に弱くなるイメージがありますが、
特化ジュエル暴風→無振り神速で201ガブが高乱数(約9割)なので、ラティアス以外は大丈夫そうです。
仮想的の201ローブシン、H252カイリキーは確定が取れます。
火力アップがないとH252ウルガモスは95〜112%の高乱数ですが、プレートか帯で確定です。
蝶舞一回で64〜76%、二回でも48〜57%なので強行突破を許しません。
範囲は流星群と被るため、流星群が入る場合は、勿論候補技ではありますが、やや優先度が下がります。

大文字、火炎放射 ☆☆☆
竜のサブウエポンといえば、やはり大文字。
この二つだけでドラン以外の全てのポケに等倍が取れます。
基本的に文字奨励ですが、その辺は完全に好みです。お好きなほうをどうぞ。
以下、仮想敵へのダメージ。
H252ナットレイ(文字なら確定。火炎放射でも最低乱数引かなければ確定)
D特化ナットレイ(文字なら91〜108%の中乱数、帯で確定。火炎放射だと確2、帯でも86〜101%の低乱数1)
D特化ハッサム(文字なら確定。火炎放射だと95〜112%の高乱数、帯なら確定)
H252D198グロス(文字なら確2。火炎放射だと48〜56%の高乱数2、帯なら確2)

10万ボルト、雷 ☆☆
炎技や格闘技のように完璧な相性補完は出来ませんが受けに来る水に刺さるのが電気技の利点です。
電気と炎を打ち分けられる竜は禁止伝説を除けばカイリューだけ。
せっかくの個性ですので積極的に採用したいところです。
雨パ運用なら迷うことなく雷ですが、天候を使用しない場合はどちらを採用するか悩ましいところです。
帯を持つ事で10万ボルトでも十分機能しますが、素の10万ボルトではやや火力不足。
しかし、確2を取れなくても、10万→ジュエル流星群で持っていけるので
ジュエル型なら好みで選んでも良いかもしれません。
抜群10万(190)<抜群帯10万(228)<抜群雷(240)<ジュエル流星群(315)
以下、仮想敵へのダメージ。
H252ギャラドス(どちらを使っても確1)
H252スイクン(10万ボルトで43〜51%の低乱数2、帯で51〜60%の確2、雷で54〜64%の確2)
H252エンペルト(10万ボルトで52〜61%の確2、雷で52〜61%の確2)
H252ミロカロス(10万ボルトで42〜49%の確3、帯で50〜59%の確2、雷で51〜61%の確2)
H252穏やかブルン(10万ボルトで42〜50%の低乱数2、帯で50〜59%の確2、雷で54〜63%の確2)

気合玉 ☆☆
主にバンギ、ドラン、ポリ2に打つ技。竜技、飛行技との相性補完に優れます。
命中不安ですが、入れておけば必ず役に立つ技。
以下、仮想敵へのダメージ。
H244D44バンギラス(79〜93%の確2、帯なら93〜110%の中乱数1)
H252ヒードラン(60〜71%の確2、帯でも72〜85%の確2)
H252輝石ポリゴン2(46〜55%の中乱数2、帯なら55〜65%の確2)
※穏やかHD特化だった場合は帯でも確2が取れません。諦めましょう。

波乗り ☆☆
雨パの特殊アタッカーとして使用する場合に候補になる技。
暴風、雷、波乗りの組み合わせでランターンを除く全ての相手に等倍以上を取る事ができます。
雨パ以外で運用するなら、あまり必要性を感じません。強いてあげるならドサイドンを潰せること。

破壊光線 ┐(´-`)┌
どうしても笑いを取りたい人向け。


★有用な候補技(積み&補助)

竜の舞 ☆☆☆
説明不要、竜舞型の肝。マルチスケイルのお陰で安心して積めるようになりました。
ラムの実を持たせれば恐れるものはありません。

爪とぎ ☆
ドラゴンダイブを入れるなら辛うじて一応候補に。
どうしてもダイブを使いたいとき以外は竜の舞安定です。

電磁波 ☆☆☆
カイリューの個性の一つ。特に羽休めとの相性に優れ、
電磁波羽休めという一つの型として知られます。
サンダーやキッスと異なり電気や地面はあまり呼ばないので成功しやすいです。

羽休め ☆☆☆
多少傷ついてもマルチスケイルを復活させることが出来る為、多くの型で候補に挙がる技です。
これがあるからこそ、カイリューには耐久型が存在し、読み難さに拍車をかけています。
耐久型なら採用必須。

どくどく ☆と半分
積み技を有し、突破力に優れるカイリューにとって優先度は低めです。
ポリ2ピンポイント感が否めませんが、あれば便利な技です。

守る ☆と半分
安易な交代を許さないカイリューにとって実は相性の良い技の一つですが、
いかんせん、技スペースが足りません。

ひかりのかべ、神秘の守り ☆
優秀な技ですが、やはり技スペースの関係で入ることは稀です。

雨乞い ☆と半分
雨パで運用するなら一応候補には挙がります。


★逃げるべき相手

パルシェン(タスキ濃厚でスキリン氷柱針。最悪の敵)
マンムー(氷柱針3発以上を引くとどうあがいても倒される)
ラムパルド(こちらがスカーフならわりとどうにかなる)
オノノクス(こちらがハバンならカモ、しかし、鉢巻・ジュエルという一抹の不安が残る)

★相性の良いパートナー

ハッサム
お勧めの一匹。カイリューで相手をしにくい相手を潰せる。後攻トンボでマルスケ潰さず光臨できる

ジバコイル
相性補完は完璧、こちらも後攻ボルチェンで繋げられる。どうせ潰れる頑丈よりも鋼狩りの磁力奨励

ルカリオ
タスキがあれば上に挙げた苦手なやつらに勝てる。補完に優れるがお互い交代出しが効かないのでそこは読む

他、メタグロスエンペルトなど鋼全般。


★次回予告

ひ〜、疲れた〜。
本気でカイリューを育てようとする人が検索でこの記事に辿り着いても恥にならないようにがんばった。
概要についての説明は終わったので、後編は具体的な育成レシピについて書くよ!
めんどくさいけど重要な部分は書き終えたので、次回はかなり楽になるはず。
読みやすいのも次回だから乞うご期待。
じゃあの。